リベルさんの戯言室

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インターステラー ネタバレと感想


映画『インターステラー』オフィシャルサイト

 

こんばんは!(深夜2時半です)

 

ずーっと映画館のCMで気になってた映画、「インターステラー」を見てきました!!

 

個人的には今年のTOPと言っても過言ではないのでは!?

 

 

続きはネタバレです

 

 

ストーリー

いつも通り箇条書きでザーッとストーリーを書いていきます。

記載の都合上一部順番が違ったり抜けたり、ミスが存在する可能性があります。ご了承くださいませ><

 

 

「彼は農業が好きだった」
「彼は仕事を捨て、農業を始めた」
「砂嵐が酷く、皿やコップは裏返して使っていた…」

  • 主人公クーパーは、宇宙船が墜落する悪夢で目が覚めた。物音で目を覚ました娘マーフィーは、幽霊のせいではないかと心配して見に来た。
  • クーパーは自分は大丈夫だから寝なおすようにマーフィーに言い、窓の外のコーン畑を眺める。
  • 朝、マーフィーはクーパーのもとへ壊れてしまったアポロ着陸船の模型を持ってくる。彼女の部屋では本が自然に落ちるのだ。その話を聞いた息子のトムはバカにする。
  • クーパーはマーフィーに、事象をよく観察し、科学的に調べるように言う。
  • クーパーはトムとマーフィーを連れて車で学校へ向かう。途中でタイヤがパンクし、修理をしていると突然旧インド空軍のドローン(無人航空機)が上空を飛んでいるのを発見した。ドローンの太陽光充電器は性能が良いため、あわててくるまで追いかけてハッキングし、機体を回収する。クーパーは元エンジニアのため分解はお手の物だった。
  • 学校に到着するとクーパーは先生から、トムは成績は良いが大学にはすすめられないと言われる。この時代大学は経営難でとても狭き門になっており、人類に求められるのは新たな発見でなく食糧、つまり農家であり、農家に学は不要なのだった…
  • マーフィーは学校でけんかをしたと言われる。アポロ計画はすべてソ連を破たんさせるための夢物語で、実際には月に着陸していないという教育の時代になっており、着陸を信じているマーフィーは他の子とけんかをしてしまったのだ。そのせいで停学一か月になってしまう
  • ある日野球を鑑賞していると砂嵐が発生し避難警報が出る。あわてて家に戻るも途中で砂嵐に追いつかれてしまい、車に常備していたマスクとゴーグルで忍んでどうにか家にたどり着く
  • 家について窓が開いていないか確認するとマーフィーの部屋の窓があいていて、部屋に大量の砂が入り込んでいた。あわててドアを閉めると、砂はなぜかおかしな縞模様に積もっていた
  • クーパーはマーフィーに他の部屋で寝るように指示し、そこで一晩考え込む
  • 翌朝マーフィーが部屋に行くと、クーパーはその縞模様は重力の変化によるもので、バイナリデータで座標を示していることに気が付いていた。地図で調べ、車で向かうことに。当初は何があるかわからないため一人で行こうとするもマーフィーが助手席に隠れていたため結局一緒に行くことに
  • その座標には謎のフェンスゲートが存在していた。ボルトカッターを使って突破しようとすると突然スポットライトがあてられる
  • 気絶していたクーパーが回復すると、そこには謎のロボットがいた。そのロボットTARSはどのようにこの場所を見つけたのか問いただしてくるもクーパーは娘に合わせるように要求する。するとそこにアメリア博士が登場し、彼を会議室へ連れて行く
  • 会議室にはブランド教授がいた。ブランド教授とクーパーは元々知り合いで、今いる場所はNASAであることを明かす。NASAは過去、成層圏からの攻撃の指示を無視したことで解体されていたが秘密裏に再結成され、貧困の時代になり食糧よりも宇宙のためにお金を大量に使っていることを悟られないように他惑星への移住計画を実行していた
  • NASAの場所をどのように見つけたのかをクーパーに聞き、重力が原因であることを聞いたNASAは、5次元的な存在の「彼ら」が人類を救おうとしていることを話し、土星上のブラックホールのことを話した。
  • まず居住可能な惑星を探すため、天才マン博士による「ラザロ計画」を過去10年間で行っていた。12人を土星付近に突如として現れたブラックホールから他銀河系へ送り込み、このうち3人から生存できる可能性ありの通信が今も帰ってきていた
  • 人類が生存可能な場合は、プランA:移住を行う プランB:培養した卵子から人類のコロニーを作る の2通りが検討されていた。しかしプランAには重力の研究がまだ終わっておらず、ブランド教授が方程式の証明を行っている途中だった。
  • 何にしろまずは可能性のある3つの惑星へ行き、人類が生存できるかを判断するための調査チームの派遣が考えられていた。しかしすでに熟練の宇宙パイロットはNASAにはおらず、クーパーに人類を助けるためにパイロットになってくれるようにブランド博士は頼んだ。
  • 自宅に帰るとマーフィーは部屋に閉じこもり、自分を置いて行ってしまうのかとクーパーを責める。クーパーが一度部屋を離れたとき、ポルターガイスト現象が発生し、本が突然落ちた。マーフィーはあわててほんの抜け落ちた場所を調べてモールス信号を読み解く
  • 改めてクーパーが部屋に向かう。モールス信号を説いたマーフィーは、部屋にいる幽霊が「STAY(止まれ)」と言っているから行かないように説得するも、クーパーは話を聞かない。
  • 彼は自分の腕時計と秒針まで時間を合わせた時計を渡し、ウラシマ効果、つまり宇宙の旅で時間の遅れがどのくらい起こるかを調べようと言う。もしかしたら自分が戻ってきたときにはマーフィーと同じ年かもしれないと冗談を言うと、いつ帰ってくるかわからないことがばれてしまい、マーフィーはベッドに泣き崩れる
  • クーパーはトムにトラックを上げるよう約束し、自分の家、そして地球を離れる。

Do not go gentle into that good night,
Old age should burn and rave at close of day,
Rage, rage against the dying of the light.

  • すでに軌道上に用意してある「ブロック・ユニット」(居住区)と乗ってきた降下艇「レインジャー」をドッキングし、宇宙船エンデュランス号は地球にメッセージを送信して土星へと2年間の冬眠旅に出る
  • 目覚めると地上からメッセージが飛んできていた。トムと父からで、マーフィーだけはなかった…
  • 土星に到着し、球状のワームホールを発見する。ワームホールへ侵入すると危機の警報音が鳴り響いた。ワームホールを通過する途中、アメリア博士は謎の手と握手をし、5次元的な「彼ら」との接触ができたと喜ぶ
  • ワームホールを抜けた彼らは、一番近い星の「ミラー星」へ向かう。しかしミラー星は巨大ブラックホール「ガルガンディア」の近くにあった。ブラックホールは光をも飲み込むその性質上、近くによると時間の経過が極端に遅くなり、ミラー星では1時間で地球時間7年分もかかってしまうことが判明する。時間のロスが大きいためほかの星へ行くようクーパーははじめ提案するも、移動時間から近い場所にまず行くのが良いと判断され却下される。そのためクーパーは時間の影響する範囲のギリギリまで近寄ってから着陸船で急降下し、ミラー博士を救助後急上昇することで時間の経過を抑えることを提案する
  • クーパーとアメリア、ドイルは地上へ着陸し、ミラー博士を探すが船はすでに大破していた。ブラックボックスを回収するため山の方にアメリアは向かう。しかしその山は実は大波だった。TARSがアメリアを助けて船に押し込むもドイルは流されてしまい、船のエンジンルームにも水が入り込んでしまった
  • 水の排水に45分かかってしまう。クーパーは勝手な行動をしたアメリアに怒る。次の大波が来る前に船は離陸をし、居住区へ戻った
  • 居住区ではロミリーが待機していたがかなり年を取っていた。恐る恐る聞くと、地球時間で23年もの月日が流れてしまっていた。。。
  • 船には23年間分のビデオメッセージが届いていた。クーパーはトムが学校を卒業し、結婚、子供が生まれたこと、その子供が死んでしまったことを聞く。
  • そして大人になったマーフィーからのメッセージも届く。彼女は旅立った日のクーパーと同い年になっており、戻ってこなかったことを怒り、泣いた
  • 23年もの月日が流れた影響で船の燃料が減り、地球に戻ることを考えると「マン星」か「エドモンド星」の片方へしか行けない。ここで突然アナリアはエドモンド星へ行くことを推す。しかし実はアナリアはエドモンドと恋人関係であり、彼を助けたいという個人的な感情が強いと判断したクーパーが反対し、マン星へ向かうことに。
  • マン星は氷に閉ざされた星で、雲も凍っていた。ビーコンを頼りにベースキャンプへたどり着き、冬眠していたマン博士を目覚めさせる
  • このころ地球ではブランド教授が死の床に伏していた。ブランド教授は教え子であるマーフィーにプランAは実現不可能であること、彼らが戻ってきても人類は助けられないと言う自分の隠してきた事実を暴露し亡くなる。マーフィーはアナリア博士に自分をだましていたのか。父も知っていたのかをメッセージで問いかける。
  • マン星ではマン博士から、地上は氷で閉ざされているがその下には生存できる空間があり、長年かけて調査を行ってきたとの報告や、故障して動かないロボット「KIPP」の事を聞いていた。このときTRAS(CASEだったかも?)がマーフィーのメッセージを受信しアナリア博士に見せる。それを聞いたマン博士は、自分が出発することにはすでに重力の方程式は解け、プランAは実現不可であったと語りだす
  • クーパーは地球へ戻ることを決めて準備を始める。その前に実際の空間を見るためにブランド博士に連れられて移動する。マン博士は彼に、家族のいるものは死ぬときに娘の顔が目に浮かぶという話をする
  • 崖の上に出ると、マン博士は突然クーパーの長距離無線機を奪い、彼を崖から突き落とす。崖にしがみついた彼を見たブランド博士は、「地球に返すわけにはいかない。自分はこれからエドモンド星へ行き任務を遂行する」と言い、彼を靴のエッジで落とそうとするも逆に引っ張られ、崖の中腹まで一緒におちていき、もみあいになる。マンは自分が助かるために、人類が居住可能であると嘘をついていたのだ。クーパーのヘルメットにひびを入れ、マンは宇宙船を奪うため着陸船へ向かう
  • クーパーは外されてしまった長距離無線を見つけ助けを求める。アナリアはエンデュランス号の大型降下艇「ランダー」で助けに向かう。クーパーはマンが裏切ったことを話すも時すでに遅く、KIPPを再起動しようとしていたドイルは仕掛けられた爆弾で爆破され死亡、レインジャー1もマンに奪われてしまう
  • マンはブロックユニットへ接近しドッキングを試みるが、TRASによってオートパイロットが解除されてしまう。その為手動で行おうとするがドッキング不良を起こす
  • クーパーたちの接近に気が付いたマンはハッチを手動に切り替えて無理やり開く。しかしドッキング不良のため急激に減圧され、レインジャー1はブロックユニットと接触し大破、マンは吹き飛び、ブロックユニットも一部ブロックを喪失。高速で回転を始め墜落し始めてしまう
  • クーパーはランダーを接近させ、同じスピードで回転させてどうにかドッキングを行い、どうにか衛星軌道から脱出する。しかし燃料をかなり喪失していたため、すでにエドモンド星に行くこともできなくなっていた。だがクーパーはガルガンディアの水平線付近まで接近し重力を利用して一気にエドモンド星まで行くことを提案する。相対性理論により50年もの月日が流れてしまうことを意味していたが無視して決行する
  • ガルガンディアまで接近し、影響下の離脱のために燃料を使い果たす。宇宙での移動のためには、運動量保存の法則により物質を反対側に飛ばす必要があるため、ランダーを操るTARSがまず分離し、次にクーパー操るレインジャー2が分離、ブロックユニットにいるアメリアとCASEを残し、クーパーはガルガンディアに飲み込まれていく。
  • ブラックホールに飲み込まれたクーパーは漆黒の闇と光の粒を目にする。するとコンピュータが死に、緊急脱出の警報が出たためクーパーは脱出する。クーパーはそのまま謎の空間をおち続け、謎の空間にたどり着く
  • それは本棚だった。クーパーは本棚を押そうとするも、幕のようなものに阻まれて直接触れることができない。彼はその本棚の隙間からとんでもない光景を見る
  • それは子供のころのマーフィーだった。彼はマーフィーに気が付いてもらえるようにo大声で彼女を呼び、思いきり本棚をたたく。すると本が落ち、アポロ着陸船が壊れてしまった
  • 驚いてその光景を眺めていると、TARSから通信が入る。TARSはこの空間は5次元空間の「彼ら」によって作り出され、我々がよばれたのではないかと推測した
  • しかしクーパーは、これは「彼ら」が飛んだのではなく、自分が読んだのだと言い、他の本棚へ移動する
  • それらの本棚はすべてマーフィーの部屋の本棚であり、そして、すべての時代につながっていた。クーパーは、運命に選ばれたのは自分ではなくマーフィーであったことに気が付く。
  • 重力を操れることに気が付いたクーパーは、マーフィーの部屋に吹き込む砂に干渉し、バイナリデータでNASAの座標を教える
  • また、自分が旅立つ日を見つけ、自分を行かせないようにモールス信号でSTAYになるように本を落とすが、過去のクーパーがそれを無視していってしまうのを目撃する
  • クーパーはTARSの受信したブラックホールのデータをマーフィーに送ることを考える。マーフィーは子供だから理解できないだろうとTARSは言うも、マーフィーを信じたクーパーは手段を考えて、自分が家を出る日に渡した時計の秒針でモールス信号化し送る方法を思いつき、重力で秒針を操る
  • 丁度その頃、家に戻っていたマーフィーは甥っ子が大気汚染にさらされているのを見かねて、家にい続けようとするトムのもとから避難させるところだった。彼女は自分の部屋に戻り、過去のポルターガイスト現象に思いをはせる
  • そして、NASAの座標やSTAYの出たタイミングから、それをやっていた幽霊が父であるクーパーだと気が付く。部屋を出ようとして、そのまま部屋に置いてあった時計を見ると、秒針がモールス信号を送っているのに気が付いた
  • モールス信号から彼女は、ブランド教授の残した重力の研究を完成させる。
  • ユリイカ
  •  マーフィに伝わったことを確認したクーパーは、謎の空間が崩れていき、光に包まれる。
  • クーパーが目を覚ますとそこは病院だった。124歳の彼は医師に、今は「クーパーコロニー」と呼ばれる、マーフィーの重力の研究によって建設された巨大なコロニーで、まだマーフィーも生きていることを伝えられる
  • クーパーは自分の博物館へ向かう。博物館は、クーパーがどのような人物だったかを話すドキュメンタリーが流れており、年老いたトムとマーフィーが彼について語っていた。

「彼は農業が好きだった」
「彼は仕事を捨て、農業を始めた」
「砂嵐が酷く、皿やコップは裏返して使っていた…」

  • するとそこには故障したTARSが横たわっていた。クーパーはTARSを修理し、その晩を博物館で過ごす。
  • 翌日彼は年老いたマーフィーに出会う。マーフィーは、自分の娘を看病するもんではない「親が自分の子の最後を看取るものではない。私には家族もいる。一人ぼっちで待っているアメリアのもとへ行って」と言う。
  • アメリアは、一人でエドモンド星にいた。エドモンドの名前の書かれたプレートを細長い石の元に立てかけ、ヘルメットを外す…
  • クーパーはTARSとともに宇宙船に乗り込み、彼女を助けるために出発した

 

 

 

 

感想

3時間の長時間映画です。この時点ですでに6400文字です(汗

 

とにかく映像がものすごくきれいですね! 最近の宇宙物で言うと「ゼロ・グラビティ」がありましたが、あれは地球だけなのに比べてこちらははるかかなたの銀河までの長距離移動物です。さまざまな星々がとても美しかったです

 

そして音です。宇宙=無音なシーンが多いってのもゼログラビティと同じです。そこからの腹に来る重低音がまた…こりゃたまらん!好きです!

 

一見無機質な見た目のロボット、海兵隊上がりのTARSは、ナビゲーションもしてくれるあたりHAL9000落ち?と一瞬不安になりましたがそんなことはありませんでしたねー。しかし船に関しては結構2001年宇宙の旅の超スケール縮小版のようで、回転させて1Gを発生させ、冬眠装置で寝て時間を感じさせないという設定でした

 

最近の映画にしては珍しく、パンフレットにかなり文字が多いのも特筆すべき点ですね。インターステラーの宇宙船「エンデュランス号」がどのようなモジュールで構成されているのかは、宇宙船好きな私はちょっとニヤニヤしながら眺めてしまいました(笑) 興味がある方は買ってみてもいいかもしれません。

 

最後に、ブランド教授が出発の日に読んだ詩の訳が、予告版と本編字幕でかなり雰囲気が違った報告です。

本編字幕

穏やかな夜に身を任せるな

老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に

怒れ。怒れ。消えゆく光に

 

予告編字幕
おとなしく夜を迎えるな
賢人は闇にこそ奮起するもの
消えゆく光に対して勇敢に挑むのだ

 

こうして並べてみると予告編字幕…^^;

 

以上です。次はホビットかな?