Raspberry Piのセットアップ内容メモ
諸事情あり、OSごと焼き直したので、セットアップ内容のメモ
※使用したバージョンはNOOBS_v3.0.0
OSのインストール
- 公式ページからNOOBS(ZIP)をDLする
※2019年2月時点(V3.0.0)で1.6GB。
www.raspberrypi.org
- SD Formatter 4.0を使用して、SDカードのフォーマットを行う
- DLしたZIPファイルを解凍し、内部のファイル一式をSDカードへコピー
※「NOOBS_v3_0_0」フォルダの中身をコピーする。
- RaspberryPi3に接続
インターネットの見える有線LANを接続しておくこと
画面下に言語設定があるので日本語にしておく。
インストールするOSはRaspbian[RECOMMENDED]を選択。 ここから1時間程度ながしっぱなし。
- 初期設定
インストール完了後、言語設定、Wifi選択、パスワード変更、初回アップデートをGUIで自動的に実施できるようになっていた。便利。
言語のインストール画面でかなり時間がかかる。 フリーズっぽく見えるが我慢。
XRDPの導入
画面、キーボード、マウスから解放するためにXRDPをインストールする
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install xrdp $ cd /etc/xrdp/ $ sudo wget http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini $ sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini $ sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini $ sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini $ sudo service xrdp restart
項目 | 設定値 |
---|---|
Session | Xorg |
username | pi |
password | OSインストール直後の初期セットアップで設定したパスワード |
Wifiアクセスポイント化
家のルーターにつないで、Wifiを飛ばせるようにする。
※ブリッジ接続モードにしておくことで、ルーター側からip振ってくれるようにする
- インストール
$ sudo apt-get install bridge-utils -y --no-install-recommends
- nanoで設定ファイルを編集する。
$ sudo nano /etc/network/interfaces
設定値は以下
auto br0 iface br0 inet dhcp bridge_ports eth0 wlan0
Ctrl+Xキーを押下→保存の有無を確認されるので、Yを押下。保存先ファイルはそのまま変えずにEnter。
※以下の記事では、nanoの保存方法を省略します
- ブリッジの状態確認
$ sudo ifup br0 $ brctl show
- アクセスポイント作成
コンフィグファイルを用意してくださっている方がいるらしく、それをローカルにコピー→600権限付与。
$ sudo apt-get install hostapd -y --no-install-recommends $ sudo bash -c "zcat /usr/share/doc/hostapd/examples/hostapd.conf.gz > /etc/hostapd/hostapd.conf" $ sudo chmod 600 /etc/hostapd/hostapd.conf
- nanoで編集
コピー元のファイルがサンプルのため、必要な編集を実施する。
$ sudo nano /etc/hostapd/hostapd.conf
以下のコメントアウト(#)を解除
#bridge=br0
↓
bridge=br0
以下行を追加
driver=nl80211
以下行の設定値を編集し、設定したいWifi名に変更する。
ssid=test
↓
ssid=[SSID]
以下コメントアウトを解除し、国名を設定
#country_code=US
↓
country_code=JP
以下設定値を変更する
channel=1
↓
channel=7
以下設定値を変更する
auth_algs=3
↓
auth_algs=1
以下コメントアウトを解除
#ieee80211n=1
↓
ieee80211n=1
以下コメントアウトを解除し設定値を変更
#wpa=1
↓
wpa=2
#wpa_passphrase=secret passphrase
↓
wpa_passphrase=[PASS]
以下コメントアウトを解除し、使用する暗号化形式を指定
#wpa_key_mgmt=WPA-PSK WPA-EAP
↓
wpa_key_mgmt=WPA-PSK
以下コメントアウトを解除
#rsn_pairwise=CCMP
↓
rsn_pairwise=CCMP
- 動作確認
起動して動作確認。 スマホで接続すると、接続情報がコンソールに表示されます
$ sudo hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf
Ctrl + Cキー押下で終了できる
- バックグラウンドでの自動起動化
都度コンソールから起動するわけにはいかないので自動化
$ sudo nano /etc/default/hostapd
設定値は以下
DAEMON_CONF="/etc/hostapd/hostapd.conf"
$ sudo apt-get autoremove $ sudo apt-get autoclean $ sudo apt-get clean $ sudo rm -rf /var/lib/apt/lists/* $ sudo rm -rf /var/cache/apt/archives/* $ sudo reboot
起動後に自動的にWifiが飛べばOK
なお上記再起動後、画面右上のネットワークの表示がおかしくなる
ここはよくわからないが、ネットワークには接続できているのでとりあえず放置